ビンテージ中ノ沢スタイルこけし - たこ坊主、瀬谷十治作 (1924-2004) | こけし古物 瀬谷重治（中ノ沢系たこ坊主）

大きく目が見開かれたユニークなこけしは、日本の東北地方の中ノ沢流こけし職人、瀬谷重治（せや じゅうじ）氏（1924-2004）によって作られました。

この表現様式は「たこぼうず」の愛称で親しまれ、かつては土湯こけしの分派でしたが、2018年に中ノ沢流として独立しました。 

目の周りが赤くなる表情は、酔っ払いや歌舞伎役者の化粧、冬の地方の子供たちの特徴だと言われています。（「たこ」というあだ名は「ゆでだこ」から来ているのかもしれません。これは「ゆでたこ」のことで、酔っ払いの顔が赤くなる、お風呂で熱くなりすぎるなどの一般的な表現です。）

胴体部分には蛸坊主の特徴である牡丹と桜の花模様が施されています。

経年により、目部分に凹みがあり、自然な木の変色により削り残しのような状態です。
小物類は商品に含まれません。

職人： SEYA Jyuji 瀬谷重治 (1924-2004)
スタイル: 中ノ沢 中ノ沢系
土湯・中の沢こけしの産地である福島県に生まれる。
1939年から木工を学び始め、いくつかの工場で木工職人として働きました。福島の工場で働いていた際に、中ノ沢流こけし職人の岩本吉蔵（1912-1973）と出会い、1957年まで吉蔵の指導のもとこけし作りを学びました。吉蔵は、こけしに牡丹を描いていたことから、吉蔵に桜の模様を描くことを提案しました。

その後、十二さんは自分でデザインしたこけしを作る際に桜を描くようになった。

おおよその寸法
- 高さ：25cm / 9.84インチ
- 直径 ：
   頭囲 6cm / 2.36インチ
ベース3.2cm/1.25インチ
- 重量：192.5g

以下の点にご留意ください。
- こけしは水彩絵の具で描かれているため、水に濡れると傷みやすいのでご注意ください。お手入れは乾いた布で拭いてください。
・こけしは木でできているため、直射日光や高温の場所は避けてください。湿気はこけしを傷める原因となりますので、過度の湿気は避けてください。（特にエアコンの風が直接当たる場所はこけしにダメージを与えます。）
・できるだけ実物に忠実な撮影を心がけておりますが、パソコンやスマートフォンなどご覧になる環境により、商品写真の色が実物と異なって見える場合がございますので予めご了承ください。予めご了承ください。

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土湯系瀬谷重治工人のたこ坊主こけしです。
底のメモより、昭和47年（1972年）以前に作られたようです。 全体的にくすみがありますが、灰色になった桜と牡丹模様はかなり忠実を増しているようにも見えます。

目にあたりに傷、木の色のためひげのようにも見える箇所があります。画像をご覧ください。

サイズ：
高さ：約25cm
直径：頭約6cm 、底約3.2cm
重さ： 192.5g

略歴
1924年福島県に生まれる
1939年より木地修行を始めるその後各地の木工場で働き、福島の工場で中ノ沢系こけし工人の岩本芳蔵( 1912-1973)と働く機会を得て、こけしの作り方を学んだその後も木工所を転々として働き、1969年より猪苗代でこけし製作に取り組むようになった

※パソコンやスマートフォンなど、ご覧になれる環境により商品写真の色と実際の色が異なる場合がございます。
※こけしの顔や模様は水性染料で描かれているため、たいへん水に弱いです。 色落ちを恐れるためにも、お掃除の際は乾いた布で拭いてあげてください。
※こけし本体は木でできます。 急な乾燥や短時間日光、暖房器具の近くを避けてお楽しみください。
※梱包には、再利用品を使用させていただきますことをどうぞいくつかご了承ください。
※古物こけしの為、傷やシミ、色あせ等ございます。どうぞ画像をご覧ください。

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